不登校からの勇気ある一歩！オンライン授業で自信をつけた生徒の挑戦

こんにちは、DISCOVERRRYの窪田です。

「学校に行きたい気持ちはあるけど、怖くて行けない」
そう感じている不登校生は少なくありません。

でも、小さな一歩が、大きな変化につながることもある——。
そんな出来事が、先日ありました。

久しぶりの学校——勇気を振り絞って担任の先生との面談に行った！

DISCOVERRRYの中学3年生の生徒が、2~3年ぶりに学校へ行き、担任の先生に会ってきたそうです。小学校高学年から学校に行けなくなり、中学校には中学1年生の頃、1回行っただけだったそうです。授業を受けたわけではありません。他の生徒と会ったわけでもありません。でも、自ら「行こう」と決めて、学校の門をくぐったのです。

ずっと行けなかった学校。
先生から何度も声をかけてもらっていたけれど、怖くて行けなかった日々。

それでも、その生徒は勇気を振り絞り、久しぶりに学校に足を踏み入れました。
短時間の訪問かもしれません。でも、その一歩がどれだけ大きな意味を持つか、私たちはよく知っています。

勇気を出せた理由とは？

この生徒が「学校へ行ってみよう」と思えた背景には、いくつかの変化がありました。

✅ オンライン授業で自信がついてきた
この生徒は今から約半年前にDISCOVERRRYに入塾しました。

その生徒とは実は一度も直接会ったことがありません。説明会は、お母様だけで来られ、家から出ることが難しいので、オンラインで授業をすることになりました。

中学校には全く行っていないので、1年生の範囲から復習しました。いきなり全科目は大変なので、英語と数学の勉強を優先して行いました。8月頃から週3で1日60分ずつ授業を行っています。12月までに1~3年で習う内容は、英語、数学ともに一通り終えることができました。まずこれが自信に繋がったのではないかと思っています。

高校には行ってみたい・・・でも学校に行けていないし、勉強も十分にできていないから、みんなに追いつけるのか心配・・・こんなふうに思っている生徒も少なくないでしょう。

もちろん、全ての内容を完璧に理解できたわけではありません。しかし、普通に学校に通っている生徒でも、完璧に理解できていない生徒はたくさんいるはずです。なので、とにかく3年分の内容を一通り終わらせることを優先して進めました。一通り終えたことで、安心できたのではないかと思っています。そして、わかることが増えて自信に繋がったのではないかと思っています。

途中、勉強に乗り気でない日もあったと思います。しかし、本当によく頑張って授業を受けてくれています。最近は、自分からいろいろ質問してくれることが多くなったなと感じています。

✅ 家族以外の大人との会話を通じて安心感と自信が生まれた
オンライン授業後は、たまに雑談もします。

初めは、私が一方的に話していることがほとんどでしたが、最近は、会話ができています。私もこの生徒と雑談するのを楽しみにしています。最近は、声の大きさも少し大きくなってきたような気がしています。家族以外の大人と話す機会はそれほど多くないと思いますが、それが自信に繋がったのかなとも思っています。

✅ 勇気を出して美容院へ行った
実は、学校へ行く前に「髪を切りに行く」という挑戦をしていました。

小学生の頃に美容院に行って以来ずっと行っていなかったそうなので、本当に久しぶりです。
「外に出るのが怖い…」と感じながらも、勇気を出して美容院に行き、髪を切ったことで気持ちがすっきりしたのかもしれません。
「できることが増えてきた」と思えたことが、次の一歩に繋がったのかなと思います。

自分のペースで前に進むことが大切です

今回の一歩は、とても大きな挑戦でした。
大切なのは、自分の気持ちに向き合いながら、一歩ずつ進んでいくことです。

「みんなと同じようにしなければならない」と思うと、苦しくなることもあります。
でも、一人ひとりに合ったペースや方法があっていいのではないでしょうか。

少しずつできることを増やしながら、自信をつけていく。
その積み重ねが、次の新しい可能性に繋がっていくはずです。

私たちDISCOVERRRYは、そんな一人ひとりの「次の一歩」を大切にしながら、一緒に歩んでいきます。

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