
通信制高校生に最適なオンライン学習ツール10選
「ひとりで勉強するのが不安…」「通学がないから勉強のリズムがつかめない」
そんな悩みを抱える通信制高校生にとって、オンライン学習ツールは心強い味方です。
今回は、教科別・用途別に分けて、通信制高校生が安心して使えるオンライン学習ツール10選をご紹介します。
目次
- 0.1 ① スタディサプリ【総合学習/リクルート】
- 0.2 ② 学研のやるKey【個別指導型オンライン学習】
- 0.3 ③ Try IT(トライイット)【動画授業/家庭教師のトライ】
- 0.4 ④ Monoxer(モノグサ)【暗記アプリ】
- 0.5 ⑤ Duolingo(デュオリンゴ)【英語総合学習アプリ】
- 0.6 ⑥ Knockノック【英語・数学問題の解説サポートアプリ】
- 0.7 ⑦ Studyplus(スタディプラス)【学習記録アプリ】
- 0.8 ⑧ Clearnote(クリアノート)【ノート共有アプリ】
- 0.9 ⑨ みんチャレ【習慣化サポートアプリ】
- 0.10 ⑩ note(ノート)【学習記録・アウトプット共有ツール】
- 1 学びの効果を最大化する“ベストな方法”──それは「プロに頼る」こと
- 2 厳選オンライン学習ツール10選【まとめ】
① スタディサプリ【総合学習/リクルート】

対象科目: 国語・数学・英語・理科・社会(中学〜高校)
主な特徴:
- リクルートが提供する定番の動画学習サービス。
- 1回5〜15分の短めの講義で、授業に集中しやすく、自分のペースで学べる。
- ベーシックな基礎講座から、難関大学対策まで幅広く対応。
- 講師陣は有名予備校出身のプロが揃っており、説明もわかりやすい。
通信制高校生におすすめの理由:
- 時間割が固定されていない通信生にとって、空いた時間にコツコツ取り組めるのが魅力。
- 自宅で一人で学習する環境でも、授業動画があることで「誰かに教えてもらっている感覚」を得やすく、勉強のリズムも作りやすくなります。
料金: 月額2,178円(税込)/14日間の無料体験あり
活用のコツ:
- 動画を見るだけで終わらせず、ノートにまとめたり演習問題と組み合わせたりすることで効果倍増。
- 「今日の目標」を決めて、計画的に進めることで達成感も得やすくなります。
公式サイト: スタディサプリ
② 学研のやるKey【個別指導型オンライン学習】

対象科目: 国語・数学・英語・理科・社会(小学生〜高校生)
主な特徴:
- 学研が提供するオンライン個別指導サービス。
- 専用の学習アプリを使い、AIが理解度を分析して毎日の学習内容を最適化。
- 「やる気スイッチグループ」の学習ノウハウを活かした個別サポートが受けられる。
- 一人ひとりに合わせた「学習スケジュール」が作成され、学習習慣の定着も図れる。
通信制高校生におすすめの理由:
- 学習ペースが人によって異なる通信制高校生でも、専任チューターによる進捗管理があるため、三日坊主になりにくい。
- わからない単元は即座に復習内容が提示され、復習と定着が自然にできる仕組みになっています。
料金: 月額4,400円(税込)〜
活用のコツ:
- まずは無料体験を利用し、自分の学習ペースに合うかどうか確認を。
- アプリ内のカレンダーで「毎日10〜15分から始める」など、ルールを決めて続けやすい形を作りましょう。
公式サイト: 学研のやるKey
③ Try IT(トライイット)【動画授業/家庭教師のトライ】

対象科目: 英語・数学・国語・理科・社会(高校主要5教科)
主な特徴:
- 家庭教師のトライが監修した映像授業を、すべて無料で視聴可能。
- 黒板+アニメーション+図解を組み合わせた映像で、「教科書だけではわからない部分」をやさしく解説。
- 単元ごとに短い動画で構成されているため、集中しやすく復習にも便利。
- 登録不要で、PC・スマホからすぐに利用可能。
通信制高校生におすすめの理由:
- 時間が限られていたり、独学でつまずきやすい教科の「補助教材」として非常に使いやすい。
- 「今日の授業、ちょっと難しかったな…」と思ったときに、わかるまで繰り返し視聴できる安心感があります。
料金: 完全無料
活用のコツ:
- 本格的な学習用ではなく、「ピンポイントでわからない部分を探して視聴する」スタイルがおすすめ。
- わかった内容は、必ずノートに自分の言葉でまとめてアウトプットすることで、理解が深まります。
公式サイト: Try IT(トライイット)
④ Monoxer(モノグサ)【暗記アプリ】

対象: 英単語・古文単語・理科・社会の重要語句など、知識暗記が中心となる科目全般
主な特徴:
- AIが記憶状況を分析し、「最適な復習のタイミング」を自動で通知。
- 誤答や未記憶の箇所に重点を置いた出題で、効率的に「覚えるべきこと」へ集中できる設計。
- 入力形式・選択形式など出題スタイルが選べる。
通信制高校生におすすめの理由:
- 暗記が苦手な生徒にとって、「どこを覚えればいいのか」「覚えたつもりになっていないか」が見えづらいもの。
- Monoxerは、忘れかけたタイミングを狙って出題するので、記憶を長期化しやすく、“抜け落ち防止”に最適です。
料金: 月額800円
学習のコツ:
- 1日10分〜15分を目安に、毎日少しずつ継続すること。
- 英単語・古文単語・理社の用語を「ただ見る」だけでなく、実際に答えることで記憶の定着が進みます。
公式サイト: Monoxer(モノグサ)
⑤ Duolingo(デュオリンゴ)【英語総合学習アプリ】

対象: 英単語・文法・リスニング・スピーキング(高校基礎〜中級)
主な特徴:
- 英語4技能をバランスよく学べる、世界的に人気の無料アプリ。
- ゲーム感覚で進められるため、学習の継続がしやすい。
- 学習履歴や進捗が可視化され、モチベーション維持に効果的。
通信制高校生におすすめの理由:
- スキマ時間に手軽に学習でき、習慣化しやすい。
- 自分のペースで進められるため、学習計画が立てやすい。
料金: 基本無料(広告非表示や追加機能は有料)
学習のコツ:
- 毎日10分程度の学習を習慣化し、継続することが重要。
- 間違えた問題は復習し、理解を深める。
公式サイト: Duolingo
⑥ Knockノック【英語・数学問題の解説サポートアプリ】
対象: 高校英語・数学(英文解釈、文法、数学ⅠA・ⅡB など)
主な特徴:
- 手元の問題をスマホで撮影すると、AIが数秒で「その問題に合った解説動画」や「類題」を提案。
- 1問ごとの学習に特化しているため、通信制高校生のように“自分のペースで解きたい”生徒にぴったり。
- 教材は市販問題集・教科書・塾プリントなど、幅広く対応。
通信制高校生におすすめの理由:
- 「問題集を開いたけれど、どこから手をつけていいか分からない…」という不安に強い味方。
- 映像は1本5分〜とコンパクトで、気軽に「わからない」を解決できる。
- 独学でも“つまずき”を放置せず、サポートを受けながら進められる。
料金: 基本無料(プレミアムプランあり)
学習のコツ:
- 「1日3問」など、小さな単位で進めると無理なく習慣化できます。
- 解いた問題と視聴動画は履歴に残るので、復習にも便利。
ダウンロードリンク:
App Store(iOS)
⑦ Studyplus(スタディプラス)【学習記録アプリ】
対象: 全教科・全レベルの学習に対応
主な特徴:
- 勉強時間や使った教材を記録・可視化できるSNS型学習サポートアプリ。
- 他のユーザーの学習記録も見られるため、「自分だけじゃない」と励まされることも。
- 志望校や教材別にグループを作って情報交換も可能。
通信制高校生におすすめの理由:
- 時間の管理が自己責任になる通信制では、日々の積み上げを“見える化”することが大切。
- 同じ教材・目標を持つ仲間の存在が励みになる。
料金: 無料(一部有料プランあり)
学習のコツ:
- 最初は1日1回、勉強が終わったらアプリに記録。
- グラフ化された記録がモチベーションの維持につながります。
公式サイト: Studyplus
⑧ Clearnote(クリアノート)【ノート共有アプリ】
対象: 高校主要5教科+副教科にも対応
主な特徴:
- 全国の中高生が作成した手書きノートを無料で共有・閲覧できるアプリ。
- 解説付きのノートや図解が豊富で、他の人の「まとめ方」や「理解の仕方」を学べます。
- 検索機能で教科書単元ごとに必要なノートがすぐ見つかる。
通信制高校生におすすめの理由:
- 学校の授業を聞く機会が少なくても、同世代の視点で学べるのが魅力。
- 視覚的に学びたい人や、ノート作成が苦手な人に特におすすめ。
料金: 完全無料(広告あり)
学習のコツ:
- まずは「お気に入りノート」をいくつか保存して、復習や予習の参考に。
- 慣れてきたら、自分でもノートを投稿してアウトプット力を高めてみましょう。
公式サイト: Clearnote
⑨ みんチャレ【習慣化サポートアプリ】
対象: 全教科(勉強以外の習慣にも対応)
主な特徴:
- 5人1組のチームを作り、日々の学習成果を報告し合う「習慣化」アプリ。
- 写真での報告を通じて、お互いの頑張りを確認でき、励まし合いながら継続できる。
- 運動、早起き、読書など、勉強以外の習慣にも応用可能。
通信制高校生におすすめの理由:
- 「毎日コツコツ」が苦手な生徒でも、仲間の存在が継続の後押しに。
- 学校に通う習慣がなくても、「今日はやった」と言える機会が生まれる。
料金: 基本無料(一部プレミアム機能あり)
学習のコツ:
- 「英単語10分」や「勉強記録の投稿」など、小さな目標でチーム参加するのが成功のカギ。
- 達成率の可視化で、自己肯定感もアップ。
公式サイト: みんチャレ
⑩ note(ノート)【学習記録・アウトプット共有ツール】
対象: 全教科(特に国語・小論文・探究活動向け)
主な特徴:
- 誰でも簡単に記事を書ける「公開型ブログサービス」。
- 学習記録、志望理由書の下書き、探究活動の成果など、自分の考えを発信・保存できる。
- 他の人の学びや受験記録も読めて、参考情報の宝庫。
通信制高校生におすすめの理由:
- 日々の学びを「自分の言葉で整理」する練習になる。
- 自己表現に自信がない人でも、静かに発信する場として活用できる。
- AO・総合型選抜の書類対策にも◎。
料金: 基本無料(有料記事の販売機能もあり)
学習のコツ:
- 「今日読んだ記事の感想」「小論文の練習」「志望理由の草案」など、テーマを決めて書く習慣を。
- 非公開設定も可能なので、まずは自分だけの学習日記として始めてもOK。
公式サイト: note
学びの効果を最大化する“ベストな方法”──それは「プロに頼る」こと
通信制高校生にとって、自分のペースで学べるオンラインツールは大きな味方です。しかし、独学だけで学習を完結させるのは、実はかなり難易度が高いもの。特に以下のような悩みを抱えがちです。
- 「自分に合った教材が分からない」
- 「やり方が正しいのか不安」
- 「つまずいても誰にも相談できない」
そこで大切なのが、プロの学習サポートを活用することです。
プロに依頼するメリットとは?
- 学力や特性に応じた教材・計画を提案してくれる
→ 自分だけでは気づけない学習の“穴”を客観的に見つけてもらえます。 - モチベーション維持に繋がる
→ 学習のペースメーカーになり、継続の後押しをしてくれます。 - 進学情報や入試対策も一括でサポートしてくれる
→ 特に総合型選抜・推薦入試では、提出書類や面接対策において、専門的な視点が不可欠です。
どんな場面で「プロ」が力を発揮するか?
学習場面 | プロの支援が効果的な理由 |
---|---|
英単語や文法の暗記 | テスト・進捗管理の設計ができる |
数学の問題演習 | ミスの傾向を分析し、改善策を提示できる |
読解問題や数学の発展問題 | 自習では難しい考え方や解き方を身につけられる |
学習習慣づくり | 無理のないスケジュールを一緒に構築できる |
志望理由書・小論文 | 客観的視点で添削・ブラッシュアップが可能 |
オンライン学習×プロのサポートで、学びはもっと伸びる
紹介してきたアプリやツールは、「自分で学べる環境」を整えてくれますが、それらを**“どう使いこなすか”は指導者の存在が大きく関わります**。
だからこそ、通信制高校生にとって理想的なのは、
**「オンライン教材+プロの伴走」**というハイブリッドな学び方。
独学に不安を感じたら、まずは学習塾や家庭教師サービスなど、プロに相談してみるところから始めてみてください。
厳選オンライン学習ツール10選【まとめ】
通信制高校生は、自分で学びのペースを調整できる分、モチベーションの維持や効率的な学習法が鍵になります。そんな中で、今回ご紹介した10のオンラインツールは、どれも「時間」「習慣」「効率」といった課題をサポートしてくれる強力な味方です。
- 勉強のやり方がわからないときは、「スタディサプリ」などで視覚的に理解。
- 記憶が苦手なら、「Monoxer」でAIやアプリの力を活用。
- 学習の記録や振り返りには、「Studyplus」や「note」で日々の積み上げを“見える化”。
- 他人のノートや工夫を見て刺激を受けたいなら、「Clear」。
- 習慣づけが難しいなら、「みんチャレ」で仲間と一緒に継続の力を。
そして何より、「一人で全部やらなければ」と思わなくても大丈夫です。必要であれば塾や支援者の力を借りながら、自分に合った学習スタイルを見つけていきましょう。
どのツールも、使い方次第で学びの質が大きく変わります。まずは気になったものから、1つ試してみるところから始めてみてください。学ぶ手段が広がれば、「できるかも」という気持ちも、きっと少しずつ芽生えてくるはずです。
この記事へのコメントはありません。