
通信高校生でも挑戦できる難関私立大学
目次
通信制高校から“難関大学”を目指すという選択
「通信制高校に通っているから、難関大学は無理かも」——そんなふうに思っている方も多いかもしれません。でも実は、通信制高校出身であっても、偏差値の高い大学に進学している人は年々増えています。
理由は明確です。大学側が求めているのは、単なる学力の高さではなく、「どんな考えを持ち、どう行動してきたか」。つまり、「人間としての成長や意欲」が重視される入試方式が増えているからです。
通信制高校で身につく強みは“自分で考える力”
通信制高校では、時間割や学習スタイルを自分で決める必要があります。この環境下で
- 自律的にレポートを提出してきた
- 興味のある分野を自学で深めてきた
- 人間関係や環境に配慮しながら、前向きに学習を継続してきた
といった経験は、「主体性」や「継続力」として高く評価されます。こうした資質は、今の大学が重視している要素とぴったり一致するのです。
総合型選抜というチャンス
特に注目したいのが「総合型選抜(旧AO入試)」や「学校推薦型選抜」です。これらの入試方式では、学力試験ではなく、志望理由書・活動実績・面接などを通じて人物を評価します。
たとえ定期テストや出席日数に不安があっても、考え方や学びたい意欲、過去の経験を丁寧に伝えられれば、十分に合格の可能性はあります。
通信制高校生でも挑戦できる難関私立大学5選
ここでは、通信制高校出身者でも挑戦可能な難関私立大学5校を取り上げ、入試方式や必要書類、アドミッション・ポリシーのポイントまで詳しく解説します。
① 上智大学(偏差値:65.0〜70.0)【関東】

入試方式:公募推薦型入試(TEAPなど語学試験+書類+面接+小論文)
必要書類: 自己推薦書、調査書、語学試験スコア(TEAP・TOEFLなど)、課題レポート
必要資格:評定4.0以上、現役のみ
アドミッション・ポリシー:
カトリシズムの精神を基盤に、次の4つを柱とする人材養成を教育の目標としており、それらを高めたいと望む学生を受け入れます。
- キリスト教ヒューマニズム精神の涵養
本学の建学の理念であるキリスト教ヒューマニズムに触れてこれを理解すること、他者や社会に奉仕する中で自己の人格を陶冶すること、真理の探究と真の自由を得るために自らを高めること。 - 他者に仕えるリーダーシップの涵養
他者のために、他者とともに生きる精神-”For Others, With Others”-を育むこと、社会から受ける恩恵を自覚し、それにともなう責任感を抱くこと、リーダーシップに必要な基礎能力を培うこと。 - グローバル・コンピテンシーの養成
グローバル・イシューへの関心を抱くこと、複数の言語でコミュニケーションできること、さまざまな文化の違いを理解し、その違いを肯定的に受け止め、それらのかけ橋となれること。 - 幅広い教養と専門分野の知識・能力の修得
幅広い教養やコミュニケーション能力など社会人としての基礎能力、専攻する学問分野における専門的知識・能力を修得すること。
上記を学力の3要素に対比させると、1・2に関連して、「主体性・対話性・協働性」を高めていこうとする人、3に関連して、「思考力・判断力・表現力」を深めていこうとする人、4に関連して、「知識・教養・技能」の獲得を目指そうとする人を本学は求めています。
通信生へのポイント: 自律的な学び、語学学習、国際協力・社会貢献への関心を、具体的な体験を交えて語るのが効果的です。
② 明治大学(偏差値:60.0〜65.0)【関東】

入試方式: 自己推薦型入試(書類選考+面接+筆記試験・プレゼンなど)
必要書類: 入学志願票、自己推薦書、志望理由書、調査書、各種検定証明書(任意)、課題レポートなど
必要資格:なし
アドミッション・ポリシー:
明治大学は,教育目標に定める人材を育成するため,高等学校等における学習を通して,確かな基礎学力を身につけた学習意欲の高い人,とりわけ,本学の教育目標を理解し,世界の課題に関心をよせ,その解決にむけて挑戦する意欲のある人を受け入れます。そのために,多様な選抜方法を実施します。
通信生へのポイント: 独学や課外活動、興味を持って深めた分野があると強みになります。活動内容よりも「考え方の深さ」が重要視されます。
③ 関西学院大学(偏差値:58.0〜65.0)【関西】

入試方式: 総合型選抜(書類+面接+小論文)
必要書類: 志望理由書、資料説明表
必要資格:英語資格(準1級相当)、課外活動において指定の条件を満たすもの(学部による)
アドミッション・ポリシー:
世界を視野におさめ、他者(ひと)への思いやりと社会変革への気概を持ち、高い識見と倫理観を備えて自己を確立し、自らの大きな志を持って行動力を発揮する“Mastery for Service(奉仕のための練達)”を体現する世界市民を育成することが関西学院のミッションです。 関西学院大学は、このミッションに共感し、大学での学びや諸活動の中で、自分への挑戦をし続ける意欲にあふれ、さまざまな適性を有する多様な背景をもった学生・生徒を世界のあらゆる地域から受け入れます。 そのために、これまでに培われた確かな基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた資質、能力、学ぶ意欲や人間性などを、多様な入試制度により多元的に評価することを基本的な方針としています。
通信生へのポイント: 探究テーマの深掘りや、自己成長の過程をしっかりと言語化できれば高評価につながります。
④ 同志社大学(偏差値:58.0〜65.0)【関西】

入試方式: 総合型選抜(書類+面接)
必要書類: 自己紹介書、志望理由書、エッセイ
必要資格:なし(商学部など一部の学部はあるため注意)
アドミッション・ポリシー:
同志社大学のAO入試は、学力のみを重視する選抜方法ではありません。同志社大学で学びたいという意志を持ち、かつ学力試験では評価できない多様な能力、大きな可能性を秘めている学生を積極的に迎え入れようとする能動的な選抜方法です。
同志社大学のAO入試は、いわゆる一芸一能入試とは大きく異なります。一芸一能でいかに優れていても、総合的な評価の結果不合格になる場合もあります。つまり、AO入試は知識の多寡だけを問うのではなく、ましてや一芸一能だけを評価するものでもなく、一人ひとりの能力や個性と真の学力を適切に評価し、学習意欲や将来的な可能性までをも含めて総合的に評価する選抜方式です。本学で勉強することを強く望み、独自の考えを持ち、自ら問題を発見し、それを解決する能力を有している生徒、すなわち“自ら学び、自ら考える”自治自立の人物を求めています。
同志社大学のAO入試は、大学教育を受けるに十分な基礎学力があり、出願資格を満たしていれば、自分の意志で出願できる公募制の自己推薦入試です。第一次審査(書類)と第二次審査で合格を判定します。提出書類をひとつひとつじっくり時間をかけて審査し、さらに直接会ったうえで、意欲・能力・適性・目的意識や将来性等を多面的・総合的に評価し、合格者を決定します。
通信生へのポイント: 不登校や通信制での経験が「人格形成」や「価値観の成熟」にどう結びついたかを丁寧に語ると説得力が出ます。
⑤ 立命館アジア太平洋大学(APU)(偏差値:55.0〜60.0)【九州】

入試方式: 総合型選抜(書類+面接+小論文)
※探求型・論述型・活動アピール方式の3種類があるため、自分に最適な方法を選ぶ
必要書類: 志望理由書、調査書、語学スコア(英検・TOEFLなど)
必要資格:なし(活動アピール方式の場合、英検2級以上)
アドミッション・ポリシー:
立命館アジア太平洋大学(APU)の基本理念「自由・平和・ヒューマニティ」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」に共感し、世界から集う学生とともに学び、異なる文化と価値観の違いを認めて理解し合い、多文化・多言語キャンパスからなる大学コミュニティにおいて日英両語で積極的に交流し、相互の学びに貢献する意思を持った学生を求める。 このような学びを行うためにAPUに入学する学部学生には、以下の資質・能力などを有することを求める。
(1) 知識・技能 ・大学での学習に必要な基本的知識 ・大学での学習を遂行するために必要な英語または日本語の能力
(2) 思考力・判断力・表現力 ・主体的に課題を発見し問題解決に取り組むためのクリティカル・シンキングと分析力、創造力 ・情報を正確に読み解く力、自分の考えを的確に表現し論理的に説明する力や数的思考力
(3) 主体性・多様性・協働性 ・目標に向かう行動力、やり抜く力 ・他者との相互理解に基づき他者を巻き込みつつ、他者に貢献する態度 ・多文化教育環境を十分に活用し「多文化協働学修」に参画する意欲
通信生へのポイント: 国際志向や多文化交流の経験があれば強みになります。未経験でも、「なぜ学びたいか」「どんな未来を描きたいか」が明確なら十分勝機があります。
通信制高校から難関私大合格を目指すための準備と戦略
通信制高校出身であっても、戦略的に準備すれば難関私立大学への合格は十分に可能です。この章では、具体的なステップとポイントを順を追ってご紹介します。
① 早期の情報収集と志望校の絞り込み
通信制高校は全日制と異なり、学校から得られる進学情報が限られていることがあります。まずは自分で動き、大学の公式サイトやオープンキャンパス、入試説明会に参加しましょう。
ポイント:
- 志望大学の「アドミッション・ポリシー」を読み込み、自分との相性を確認
- 各大学の総合型選抜の出願時期(多くは9〜11月)を確認し、逆算して準備
② 自己分析とテーマの深掘り
総合型選抜では「あなたは何者か」「なぜこの大学で学びたいのか」が問われます。自己分析は、すべての準備の土台となります。
おすすめの自己分析方法:
- 「過去→現在→未来」の流れで自分の歩みを紙に書き出す
- 「困難を乗り越えた経験」「夢中になったこと」を深掘りする
- 志望分野と、自分の体験や価値観をどうつなげられるかを探る
③ 志望理由書・小論文の作成と添削
志望理由書や小論文は、自分の考えを論理的に伝えるための重要な書類です。何度も書き直し、プロの添削を受けて完成度を高めましょう。
準備の流れ:
- まずは自分の言葉で書いてみる(初稿)
- 添削を受ける(塾・指導者・AO専門サービス)
- 修正を加え、伝わる表現・構成に仕上げる
📌 プロに頼ることが合格への最短ルートです。客観的なフィードバックで、文章の弱点や伝わりにくさが明確になり、修正の方向性もはっきりします。
④ 面接・プレゼンの練習
書類選考の後には面接やプレゼンが課される大学が多くあります。こちらも場慣れと準備が肝心です。
練習方法:
- よく聞かれる質問(志望理由・高校時代の取り組み・将来のビジョン)をまとめて練習
- 録音・録画をして自己チェック
- 添削者や信頼できる大人と模擬面接を繰り返す
⑤ 活動実績が少なくても、「行動の背景」を丁寧に語る
「ボランティアに参加していない」「受賞歴がない」と不安になる必要はありません。大切なのは、その行動を選んだ理由や、そこから得た学びです。
例:
- 自学で英語を学んだ → なぜ?どう継続した?どんな工夫をした?
- 家の事情で家事を担っていた → どんな気づきがあった?人間関係はどう変わった?
このように、「通信制高校だから不利」ではなく、「通信制高校だからこそ語れる経験」が評価される入試方式が、総合型選抜です。
通信制高校生が志望理由書を書くときの注意点と成功のコツ

志望理由書は、総合型選抜(旧AO入試)において最も重要な提出書類の一つです。特に通信制高校の生徒にとっては、「自分の経験をどう言語化し、志望校につなげるか」が合否を大きく左右します。
ここでは、志望理由書を書く際に気をつけるべきポイントと、成功につながるコツを具体的に解説します。
① 「なぜこの大学なのか」が明確に伝わるか
志望理由書では、「その大学でなければならない理由」を説得力のある形で伝える必要があります。
注意点:
- 「有名だから」「国際的だから」など、抽象的な理由はNG
- 他大学でも言えそうな内容は避ける
成功のコツ:
- オープンキャンパスや大学パンフレットから授業名・ゼミ名を引用
- その学部でしか学べない内容に触れる
- 教員名や研究内容に言及できると説得力が上がる
② 通信制高校の経験を「どう捉えたか」に言及する
通信制高校という学習環境は、一般的な高校生活とは異なるぶん、独自の学び方や経験があるはずです。
注意点:
- 「不登校だったので通信制に来た」だけで終わらせない
- 経験を「弱み」として語るとマイナスに映ることも
成功のコツ:
- 「なぜ通信制を選んだのか」「その中で何を得たのか」を主軸に据える
- 自律性・主体性・柔軟な学び方をポジティブに表現
③ 「将来のビジョン」と大学での学びがつながっているか
単に「行きたい」ではなく、「大学での学びが将来にどうつながるのか」を描けると高評価につながります。
成功のコツ:
- 「将来○○の仕事に就きたい」→そのために△△を学びたい→この大学の□□ゼミが合っている、という流れで構成
- 将来像はぼんやりでも良いが、「今の興味がどこにつながるか」は説明できるように
④ 添削を受けることは“必須”
自分だけで仕上げた志望理由書は、客観的に見ると「伝わらない」「構成が曖昧」「表現が平坦」という課題を含んでいることが多いです。
📌 プロに添削してもらうことは合格への最短ルートです
おすすめの添削者:
- 総合型選抜専門の塾や個別指導
- 通信制高校で進学指導に精通している教員
- 実際に総合型選抜を経験した先輩のフィードバック
チェックしてもらいたいポイント:
- 一貫性があるか
- 具体性と熱意が伝わるか
- 書式やマナー上のミスがないか
難関私大合格に向けて活用したいおすすめサービス・支援機関

総合型選抜は、「自分自身をどう伝えるか」が問われる入試方式です。そのため、単なる学習支援にとどまらず、志望理由書の書き方や面接対策、活動実績の整理など、幅広いサポートが必要になります。
ここでは、通信制高校生が難関私大の合格を目指す際に活用したい支援サービスや機関を紹介します。
① 総合型選抜に特化した塾・予備校
特徴:
- 志望理由書の添削、小論文の指導、面接対策など、受験全体をトータルでサポート
- 志望校ごとの傾向に合わせた「個別戦略」が立てられる
メリット:
- 通信制高校では手薄になりがちな受験対策を補完できる
- 同じ志を持つ仲間と出会えることでモチベーションもUP
② 通信制高校の進学支援部門
特徴:
- 通信制高校でも、総合型選抜に力を入れている学校は進学指導も充実
- 志望理由書の書き方や、課外活動の提案など、学校ならではのサポートがある
活用ポイント:
- 学校独自の推薦制度がある場合も。先生との関係性を大切に
- 在籍校の進学ガイダンス・大学説明会は積極的に参加を
③ 外部の進路支援NPOや教育支援団体
特徴:
- 不登校・通信制高校生の大学進学を専門にサポートする団体も存在
- 無料または低価格で支援を受けられる場合も多い
代表例:
- ウェルビー、キズキ共育塾、TRYWARPなどでは、学習支援と進学対策の両面で実績あり
メリット:
- 同じ境遇の生徒が集まるので安心感があり、孤独を感じにくい
- 合格体験談などリアルな情報も得られやすい
④ 自己分析ツール・志望理由書テンプレートの活用
注意点:
- ネットで簡単にダウンロードできるテンプレートに頼りすぎるのは危険
- 自分の言葉で伝えることが求められる入試においては、「自分らしさ」が重要
おすすめの使い方:
- 構成の型として参考にする
- 書いた後に「本当に自分の経験から出てきた内容か?」を見直す
⑤ 模擬面接・小論文講座の活用
対面/オンラインの講座でチェックすべきこと:
- 1対1でのフィードバックがもらえるか
- 志望校別の過去課題に沿った指導があるか
- 通信制高校や不登校生の受験に理解のある指導者か
プロに頼るメリット:
- 自己流での対策では気づけない弱点を客観的に指摘してもらえる
- モチベーション維持にも効果的
総合型選抜=「情報戦」。プロのサポートは合格率を大きく左右します。
特に、通信制高校生にとっては、「正しい情報」と「早めの準備」が合否に直結します。
一人で悩まず、信頼できる人・機関に相談することで、自信を持って受験に臨むことができます。
ただし、②~④の場合はスタートとして利用するのは良いものの、難関私立大学受験まで対応していないケースも多いので注意が必要です。どこかで必ずプロのサポートが必要になります。
通信制高校生が難関私大合格を目指すためのスケジュールと準備ポイント

総合型選抜は、一般入試よりも選考時期が早いため、「春休み前からの準備」が合格の鍵になります。通信制高校では自学のスタイルが多いため、計画的に準備を始めることが何よりも重要です。
ここでは、高2の秋から動き出すことを前提にしたスケジュールで解説します。
高2の秋〜冬(10月〜12月):情報収集と自己分析のスタート
この時期にやること:
- 自己分析のスタート(過去の経験・得意分野・価値観を整理)
- 志望大学・学部のリストアップ
- アドミッションポリシーの読み込み
- 総合型選抜の形式(書類・面接・小論文など)を調査
📌 ポイント: 「何がしたいか」「何が自分の強みか」を考える準備段階。興味がある大学の説明会にオンライン参加してみるのも◎
高2の冬〜高3の春(1月〜3月):書類の準備とアウトライン作成
この時期にやること:
- 志望理由書の骨子を作成(初稿の下書きレベル)
- 活動実績の棚卸しと記録(どんな体験でもOK)
- 小論文・面接に出やすいテーマの確認
- 塾や支援サービスなどの相談先を確保
📌 この段階が重要! 春休みまでに一度、志望理由書を“誰かに見せられるレベル”にしておくと、後々の修正がスムーズになります。
高3の春〜初夏(4〜6月):本格的な書類&面接対策へ
この時期にやること:
- 志望理由書・活動報告書を添削→完成に近づける
- 模擬面接の開始(録音・録画して自己確認も)
- 小論文やプレゼンの練習(大学ごとの過去問に触れる)
📌 春の段階で書類を9割完成させるのが理想。5月までに第一志望校の対策は固めておくと、他大学の併願対策がしやすくなります。
高3の夏(7〜8月):仕上げと出願直前のチェック
この時期にやること:
- 書類の最終チェックとプリントアウト
- 調査書・推薦書などを学校に正式依頼
- 出願に関するマニュアル(提出方法・締切など)の確認
- 本番面接に向けた模擬試験と対策強化
📌 この時期の焦りを避けるには、4〜6月の準備が命。志望理由がぶれず、一貫性があるかを再確認しましょう。
高3の秋(9月〜11月):選考本番・落ち着いて実力を発揮
この時期にやること:
- 面接・小論文・プレゼン等の選考を受ける
- 他大学併願に向けたスケジュール調整
- 合否結果の管理と入学手続き準備
📌 面接では「書類と同じ言葉」で語れるかどうかがカギ。緊張せず、自分らしい表現ができるように繰り返し練習しましょう。サポートをうまく使うこと」です。
まとめ|通信制高校生でも難関私大合格は「十分に狙える」
通信制高校からの進学と聞くと、「難関大学なんて無理じゃないか」と思ってしまう方も少なくありません。でも、実際にはそんなことはありません。
通信制高校での学びは、自律性・柔軟性・自己管理力といった、これからの社会に必要な力を育む環境です。そして、これらの力を評価するのが、総合型選抜という入試制度です。
この記事では、以下のような内容をお伝えしました:
- 通信制高校から挑戦できる難関大学とその特徴
- 各大学のアドミッションポリシーと求める人物像
- 必要書類・選考内容・資格のまとめ
- 合格のためのスケジュールと準備ポイント
これらを踏まえ、最も伝えたいのは次の点です。
自分の歩みは、自分だけの「強み」になる
出席日数が少ない、評定が不安…そんな背景があっても、それをどのように受け止め、次にどう行動してきたかを言葉で語れるなら、それは“選ばれる理由”になります。
プロの力を借りて、合格までの道筋を明確に
通信制高校の生徒は、受験情報が入りにくい傾向があります。だからこそ、総合型選抜に詳しい塾や添削サービス、支援機関を活用することが、最短で合格をつかむカギです。
自分では気づかない視点をもらえる
出願書類や面接対策の質が格段に上がる
不安な気持ちを整理して、自信に変えられる
一人で悩むより、信頼できる人と一緒に戦略を立てることが、成功率を高めます。
あなたの未来は、あなたの手で切り開ける
進学の道は一つではありません。通信制高校という選択は、あなたの個性や生き方を大切にするためのもの。そして、難関私大合格という目標も、決して「高すぎる壁」ではありません。
「今の自分には無理かも…」と感じているなら、それは伸びしろの証です。
一歩踏み出せば、その先には可能性が広がっています。
自分らしく学び、自分らしく進む。
そんな進学を、今日から少しずつ始めてみませんか?
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